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Channel: ☆恋の映画とお酒に恋してる☆
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MR.デスティニー

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1990年のアメリカ製作映画です。


大変なことが沢山ありすぎて、腐っているところに車が故障。

そこは誰もいない街角で、
すぐ横に、小さなバーのネオンサインが見えます。



レッカー車を呼ぶ電話をかけるため、その店に入ると、
マイケル・ケインが
「いらっしゃいませ」と、薄暗い店内から声をかけ・・・



映画の中の主人公が、彼と話すのは必然ですが、
映画の外からこれを観ている私も、
マイケル・ケインがバーテンダーなら、
そこで気が済むまで、相手をして貰って、お酒を飲み続けていたい。。



・・・って、願望を語って、どうする、って話ですけれど。。^^;


原題は『MR. DESTINY』




ラリーはいつも、高校野球の試合で活躍できなかったことを悔やんでいた。

その試合以来、自分の人生は失敗ばかりだと、思っていたのだ。


そんなある日、会社をクビになった勢いでバーに飛び込んだ彼は、
バーテンから不思議なカクテルをふるまわれる。

そしてそれを飲んだ瞬間、ラリーは過去に戻っていた……。


                                   allcinemaより


この元ネタは、ああ、あの作品だな、と、
映画がお好きな方なら、すぐおわかりになるでしょうね。



ときおりふと、こんなことを思ったこと、ありません?


あのとき、もし別の結果を出していたら、
今の自分はきっと、違う人生を生きていたかもしれない・・・



もちろん、今に至る道は実はそんなに簡単ではなくて、
目の前に光の玉がぽん、ぽん、ぽん、と現れて、
2通りの説明をされて済む話ではありません。


ずっとずっとそこいらの話は複雑ではあるのですが、
それでも人というのは、
今が切なければ切ないほど、辛ければ辛いほど、
「もしあのとき・・・」という想いを抱いてしまうことがあったり致します。



この物語のラリーもそのひとり。



彼は高校の野球の試合で、
ここで勝てば一発逆転、町のヒーローになるというバッターボックスに立ちます。


そこで、ほんの0.5秒バットを振るのが遅れてしまい、
その大事な試合に負けてしまいます。



それから色々あって、
地元のスポーツ関連の会社に勤務していますが、
父親、妻、友人など、みんな同じ会社で働いています。



彼の35歳の誕生日。

6歳から食べ続けているお気に入りのシリアルを、妻が買い忘れたことから始まり、
次々とトラブルに見舞われ、
ラリーの人生最悪の日として終わろうとしておりました・・・



そこで、冒頭のバーが登場するわけですが、
マイケル・ケインは、一応マイクと名乗っていますが、正体は謎。


「人生で何かを選択するとき、自分は示唆をする、君はそれを選んでいるんだ」

・・・ま、彼のセリフを借りれば、そういう存在、ということなんですけれど ^^



そして不思議なカクテルを飲み、
ラリーはあの運命の試合で、
逆転サヨナラホームランを打った男として、
そのバーから歩み出すこととなってしまうのです。。




ジェームズ・ベルーシ、相当可笑しくて、でも下品じゃないので、
やっぱりいいですね~ ^^ とてもいい感じです。


彼の妻の役が、リンダ・ハミルトン。

条件反射的に、名前はサラじゃないか・・・
そう思われる方がいらっしゃるかもですけど、彼女の役名は、エレンです。



大体ストーリーは想像頂けると思うのですけれど、
その見せ方が巧いんですよね~



爆笑シーンも多いのですが、
物語として、ぐいぐい観ている人間を引っ張りこむ力があるのですよ。



最後のシーンなんて、もう最高ですっ~♪



ラストにあのシーンを持ってきて、
そこで、あの、「オンリー・ユー」・・・


え、なんで私は泣いているの。。^^;


ああ、言えないのがもどかしい・・・でも言わない・・・



こんな映画を観た日は、
今日という日が散々でも、ちょっと元気を貰っちゃいますね。


いい作品です ^^ ご家族揃ってご覧になれる作品でもありますよ~!








ジェームズ・ベルーシ    ラリー・ジョセフ・バロウズ
リンダ・ハミルトン    エレン・ジョセフ・バロウズ
マイケル・ケイン    マイク
ジョン・ロヴィッツ    クリップ
ハート・ボックナー    ナイルズ・ベンダー
レネ・ルッソ    シンディ・ジョー
コートニー・コックス    ジュエル・ジャガー
キャシー・アイアランド


監督: ジェームズ・オア
製作: ジェームズ・オア
ジム・クルークシャンク
製作総指揮: ローレンス・マーク
脚本: ジェームズ・オア
ジム・クルークシャンク
撮影: アレックス・トムソン
音楽: デヴィッド・ニューマン

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